50年以上食べなかった人
ダイエットを目的にヨーガを始める方も多いと思います。
今回はその究極形、食べる必要がなくなった女性のお話しです。
その方は聖女ギリバラと言います。
以前の記事で紹介したパラマハンサ・ヨガナンダ氏の『あるヨギの自叙伝』の中に出てくるエピソードです。
要約すると
本の中でパラマハンサ・ヨガナンダ氏がギリバラという不食の女性がいることを知り、会いに行きます。
会うことが出来たパラマハンサ・ヨガナンダ氏は
『あなたはどうして食べずにいられるのですか?』
と質問します。
すると聖女ギリバラは神にヨーガの技法を教わったからですと言います。
その技法とは
『ある種のマントラと普通の人には難しい一種の呼吸法から成るものです。』
と聖女ギリバラは言います。
ヨガナンダ氏は
『あなたは、空気や日光の霊妙なエネルギーから栄養をとっているのですね。それに延髄から流入する宇中エネルギーも』
これに対し聖女ギリバラはうなづき肯定します。
マントラとはヨガのお経のようなものです。
つまり、お経と呼吸法のお陰で食べる必要がなくなったと聖女ギリバラは言っているのです。
ヨーガを実践すると痩せる人が多いです。
この場合の痩せるとは運動をやして痩せるのとは少し違います。
運動して痩せる場合、運動を行うことでカロリーが消費されて痩せます。
それに対し、ヨーガを実践しても消費カロリーはそれほど多くありません。
食べる量が減ってきて痩せるのです。
それも我慢することなく、自然と食べる量が減ってきます。
それは体質が変わったというのが一番近い表現だと思います。
私もヨガを始めてから体重が減りました。
前述のように食べる量が減ったので自然と体重も減りました。
最初はどうしてそうなるの不思議でした。
しかし、今回紹介したギリバラのエピソードにヒントがあるように思います。
ギリバラは呼吸法によりエネルギーを直接吸収出来ると言っていました。
ここまでは難しいですが、ヨーガをやると呼吸が深くなったり、呼吸と動きを合わせること、ゆっくり吐くことを学びます。
それらによって聖女ギリバラの不食に近い効果があるように感じます。
また、満腹になるとヨーガ能力が低下してしまいます。
この場合のヨーガ能力とはコントロール能力や観察能力のことを指します。
満腹になると集中しようと思っても胃袋が気になって集中出来ませんし、観察しようとしても胃袋が気になってうまくいきません。
瞑想する場合も満腹状態でやるのと空腹でやるのでは集中力が全然違ってきます。
『空腹状態が数日続くと感覚が敏感になる』
というのはどこがで聞いたことがあると思います。
満腹状態はその逆で感覚が鈍くなってしまいす。
ですから優れたヨーガ行者になると空腹が心地よくなるそうです。
本能である食欲を克服する可能性がヨーガにはあるのです。
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