よぎぶろ

ヨガブロガー。ヨーガ歴6年以上。30代男性。ヨーガの正しい知識を伝えるため、ヨーガのブログを運営。 扱っている内容はヨーガの瞑想法、ヨーガ呼吸法、ヨーガはどうして痩せるのか?、精神世界についてなど。 ペンネームはリキタ ・ギリ。 ツイッターアカウントhttps://mobile.twitter.com/rikitagiri

オウム事件と悟りの関係

オウム真理教麻原彰晃は才能のある修行者だった』

 

とインドでヨーガをしていた知り合いから聞いたことがあります。

 

その人が言うには

 

『日本人で凄い才能のある人がヨーガ修行に来ていた。

 

でも、急に日本に帰ってしまって松本サリン事件を起こしてしまった。

 

その日本人が松本智津夫麻原彰晃)だった。』

 

とインドのヨーガ行者が話していたそうです。

 

私はこの話を聞いた時、信憑性のある話だなと思いました。

 

実はヨーガで大きな間違いを犯してしまう人は

 

『才能がない人』ではなく『才能のある人』

 

の場合が多いのです。

 

もっと正確に言うと『自分は悟った』と思い、満足してしまう。

 

すると間違いを犯してしまう事が多いのです。

 

『自分は悟ったのだから人を導かなければいけない。』

 

『自分は悟ったのだから正しい』

 

『悟ったから間違っている人に制裁を加えても良い』

 

と思ってしまう。

 

つまり、おごりが生まれて間違いを犯すのです。

 

しかし、悟りとはそういうものではありません。

 

本来、ヨーガの『悟り』とは何段階もあるとされています。

 

間違いを犯す事が多いのは『悟り』の最初の段階。

 

『悟り』の最初とは『悟り』の入り口という事です。

 

悟りの入り口に至ると神の声が聞こえたり、神を目視したりする事が多いとされています。

 

悟りに段階があるのを知らず、そういう体験をしてしまうと

 

『自分は悟った』

 

『もう修行は辞めて人類を導こう』

 

『教祖になろう』

 

『教団を作ろう』

 

となってしまうのです。

 

そうして本人は『悟り』からどんどん遠ざかっていきます。

 

その成れの果て。

 

それが最近、死刑が執行された元オウム真理教の教祖、麻原智津夫だと私は思います。

 

ヨーガ修行とは『悟り』の入り口に至ってもおごることなく、淡々と修行を続けなければいけません。

 

そして『悟り』の第二段階、第三段階とひたすら修行を続けていくのです。

 

その先にムクティや解脱というヨーガの目的があるのです。

 

人を導くことよりも自分の霊性をひたすら高めていく。

 

その過程は誰にも賞賛されることも、認められることもないかもしれません。

 

でも決して自分を見失わずおごることもなく修行を続けていくのです。

 

何故ならヨーガの基本は

 

『自分を観察すること』

 

だからです。

 

自分を冷静に見つめられていたら間違いを犯すことはないはずです。

 

 

今回の参考文献は成瀬雅春氏の『悟りのプロセス』という本です。

 

『悟り』について、深い内容を分かりやすく書かれているます。

 

名著ですので興味ある方は是非、ご一読ください。

 

悟りのプロセス 人生で前に進むための「瞑想力」の身に付け方

悟りのプロセス 人生で前に進むための「瞑想力」の身に付け方

 

 

 

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