スティーブ・ジョブズも尊敬した聖者
今回はパラマハンサ・ヨガナンダという人についてです。
名前を聞いてもピンとくる人は少ないかもしれません。
この方は簡単に言うとヨーガを西洋に伝えた人物です。
1893年〜1952年に生きた方です。
この頃はヨーガが世界的に知られていませんでした。
つまり、パラマハンサ・ヨガナンダ氏の活動によってヨーガが世界中の人々に知られ、実践されることになったのです。
氏の著書に『あるヨギの自叙伝』というものがあります。
これはアップルのスティーブ・ジョブズ氏が唯一iPad2に入れていた電子書籍として有名です。
スティーブ・ジョブズ氏はヨーガや瞑想に強い関心を抱いていました。
実際、インドでヨーガをやっていた時期もあったようです。
アップルの成功にはヨーガの影響があったかもしれません。
パラマハンサ・ヨガナンダ氏は不思議な体験を沢山している方です。
書けばキリがないのですが、今回は氏の『死に方』に焦点を当てたいと思います。
パラマハンサ・ヨガナンダ氏は1952年に亡くなっています。
マハーサマーディ(大いなる悟りの意、死のコントロールのこと)でした。
マハーサマーディについては以前の記事で触れましたね。
興味のある方ははこちらからお読み下さい。↓
つまり、自分の意思で死に、輪廻の輪から抜けたということになります。
実は、氏のマハーサマーディは『解脱』を証明したとされています。
普通、マハーサマーディを行なって解脱したとしても本当に解脱できたかどうかはわかりません。
残された人にしてみればマハーサマーディで最後を迎えようと普通に最後を迎えようとも違いはありません。
普通の人から見れば
『自分の意思で死ぬと言った日に本当に死んだから恐らく解脱できたのだろう』
というのが本当のところでしょう。
そこでパラマハンサ・ヨガナンダ氏は死をコントロールするだけでなく、死後の肉体もコントロールしました。
どういうことか?
彼の死体は死後20日以上たっても腐らなかったのです。
『ヨーガを実践すれば死をコントロール出来るし、死んだ後の肉体もコントロール出来る』
ということを証明したのです。
西洋にヨーガを伝える役割を果たしたパラマハンサ・ヨガナンダ氏にとってこれ以上ない『死に方』だったと私は思います。
『あるヨギの自叙伝』というスティーブ・ジョブズにも影響を与える名著を残しヨーガ行者として最高のコントロール能力を示し最後を迎えたパラマハンサ・ヨガナンダ氏。
そんな人がいたから世界中の人々にヨーガが知られ、実践されているのではないでしょうか。
自分の死体、死、生涯を全て捧げ、ヨーガを世界に広めた人、それがパラマハンサ・ヨガナンダ氏なのです。
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