沈黙の行者は話し好き
~悟った人は悟ったとは言わない~
インドには『モウナの修行』というのをしている人がいます。
モウナの修行とは『沈黙の修行』のことです。
簡単にいうと『喋らない修行』です。
この修行をしている人は首から黒板を下げています。
その黒板は何に使うのかというと話をする時に使います。
何か話たい時、黒板に字を書いて会話をするのです。
『黒板で会話することは有りなのか?』
と思ってしまうと思います。
しかも中には話し好きの修行者も多いそうです。
なぜこんな不思議な修行があるのか?
実はこれも勘違いから始まった修行なのです。
昔、修行の末に真理を得た人がいました。
するとその人は真理が素晴らしすぎて何も言う必要がなくなったそうです。
100%満たされた状態になり、自己顕示欲もなくなりました。
そのため、
『自分は悟った』
とか
『自分は真理を得た』
と人に主張する必要もありません。
そういう意味で何も言う必要がなくなったのです。
ただ、周りから見たら
『あの人はしゃべらないから真理を得ることが出来た』
と思いその人の真似をして喋らない修行を始める人が現れました。
そうして生まれたのが『モウナの行』。
不思議な『沈黙の行』なのです。
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