生命力を上げる方法
ヨーガには生命力を高めるテクニックがあります。
それはムーラバンダという肛門を締め付けるテクニックです。
肛門を締め付けることで生命力が向上します。
肛門は昔から
『人は死ぬと肛門の力が抜けてしまう。
逆に生きていると肛門の力を全て抜くことは出来ない。
人が死んでいるかどうかを確かめるため、肛門を調べて判断した。』
と言われています。
だから、ヨーガでは肛門を締め付けるテクニックをムーラバンダと呼び、生命力を高めるテクニックとして重要視しているのです。
~クンダリーニ覚醒技法としてのムーラバンダ~
実は、ムーラバンダは単に生命力を高めるだけではない、重要な意味があります。
その重要な意味とは
ムーラバンダの能力を高めるとクンダリーニ・エネルギーを覚醒させるテクニックになるのです。
クンダリーニ・エネルギーとは脊髄最下部にあるムーラダーラチャクラに眠っているとされる莫大なエネルギーのことを指します。
ヨーガ経典では
『クンダリーニ・エネルギーを覚醒させると病気を死滅させることが出来る。』
『クンダリーニ・エネルギーを覚醒させると解脱(輪廻の輪から抜ける)を得ることが出来る。』
と記述してあります。
つまり、ムーラバンダは解脱を得られる可能性のある重要なテクニックなのです。
ちなみにクンダリーニ・エネルギーを覚醒させるために必要なムーラバンダの回数は
『100万回でやっとスタート地点に立てる』
と言われています。
つまり、最低でも100万回のムーラバンダが必要ということになります。
また、クンダリーニ・エネルギーを覚醒させる技法を
『シャクティーチャーラニー・ムドラー(クンダリーニ覚醒技法)』
と言います。
シャクティーチャーラニー・ムドラーは肛門を締め付けたまま、一切緩ませることなくその状態を保持するテクニックです。
肛門を締め付けたまま保持していると脊髄最下部のムーラダーラチャクラからクンダリーニ・エネルギーが上昇を始めます。
そのエネルギーを頭頂部のサハスラーラチャクラまで上昇させ、体外に出すことが出来ればクンダリーニ覚醒が成就されたことになります。
このクンダリーニ覚醒を目指すヨーガがクンダリーニ・ヨーガです。
説明が長くなってしまいましたが、それだけ大切なテクニックがムーラバンダなのです。
『肛門を締め付けるムーラバンダというテクニックで生命力を高められる』
『ムーラバンダは解脱を得られる重要なテクニック』
ということだけでも覚えてもらえたら幸いです。
肛門を締め付けることはいつでも、どこでも出来ることです。
生命力を高めたい方は是非、ムーラバンダというテクニックを練習してみてください。
もっと詳しく知りたい方は今回の参考文献を載せておくのでチェックしてみてください。↓
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