ムクティ(解脱)に至る人
今回は解脱する時の状態について私なりの考えを書こうと思います。
以前、現実は全てプラーナで出来ていると書きました。
今回はその続きとなります。
未読の方はこちらからお読みください。↓
上記の記事では生まれる時、その人のエネルギー(魂)の影響を受けてプラーナが現実(この世)を作り出すとお伝えしました。
では修行を積んだヨーガ行者がマハーサマーディー(死のコントロール)でムクティ(解脱)に至る際、どんなことが起きるのか?
簡単に言えば生まれてくることと逆のことをすればムクティ(解脱)に至るのでないかと思われます。
つまり、プラーナはその人のエネルギー(魂)の影響を受けて現実を作り出すため、影響を与えない状態を作ればよい。
具体的にいうと現実に対して感情や思いが一切湧かない状態です。
この状態は『悟りの境地』とか『執着のない状態』と言い換えることもできます。
そのうえで自分のエネルギー(魂)をゼロにする。
このゼロにする作業がマハーサマディ(死のコントロール)でありムクティ(解脱)となります。
プラーナに影響を与えるエネルギーがなくなれば現実の全てがプラーナの状態に戻る。
それはその人の現実が消滅してしまうということになります。
つまり、修行を積んだヨーガ行者はこの世を消滅させる力があるということです。
現実やこの世もコントロールできるということになります。
これが現時点で私が考えるムクティ(解脱)に至る人ということになります。
最後に普通に死ぬ場合も考えてみます。
恐らく普通に死ぬ場合、死ぬことにもエネルギーを使うため、エネルギー状態はゼロに近いけどゼロではないと思います。
だから死んだ後も残ったエネルギーで次の輪廻、つまり生まれ変わってくることができる。
これが普通の『死』だと考えられます。
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